犬の死亡原因の解析

2022/06/17 ブログ ブログ ブログ
ロゴ

先日犬猫の死亡原因について分析した論文がでていました。

全国から40の動物病院より犬では1582頭、

猫で551頭のデータを解析したものらしいです。

 

今回はその論文より犬についてその論文より書きだしておきます。

まず犬の平均寿命は13.6歳。

死亡原因は腫瘍が18.4%、循環器疾患が17.4%、

続いて泌尿器疾患が15.2%だそうです。

 

循環器疾患とはおおよそ心臓病のことを指します。

泌尿器疾患は腎臓、膀胱、尿道あたりの病気を指します。

死亡原因となるからには腎不全が一番多いでしょう。

 

そして一番多い腫瘍による死亡を除いた場合、

平均寿命が0.6歳延び、循環器疾患による死亡を除くと

0.5歳延びると推定されていました。

0.5~0.6年ということは約半年。

犬と人との年齢を換算すると、

この半年は人の場合約2年に相当するでしょう。

 

なかなか病気を起こさないようにするのは

難しいでしょうが、早期発見、早期治療で

それらの病気の急激な悪化や進行を

防いでいくことは重要かもしれませんね。