歯石とは?
2020/06/29
ブログ
ブログ
ブログ
春は犬の歯石除去が多いです。
別に季節によって増えたり減ったりするものではないですが、4月~6月は毎年増えます。
その理由は犬の狂犬病ワクチン接種や、フィラリア症予防で来院した時に状態確認で歯石等の話をする機会も多いからでしょう。
そもそも歯石って何でしょう?
人の歯磨き粉のCMなどで「歯垢」という言葉は聞いたことはあるかと思います。この歯垢が固まってできたものが「歯石」です。
そしてこの歯石には歯周病菌がおり、これにより歯茎が炎症を起こすなどして歯周病になっていきます。
そして歯周病が続くことにより、歯茎が下がることで歯がグラつき抜けてしまうこともあります。、また歯周病菌によりあごの骨が侵されて骨がボロボロになり、骨折してしまうケースもあります。
つまりは歯石がついていることで、メリットは何もないです。
極論としては、犬も猫も歯がなくてもご飯は食べられます。
けれども歯はあるに越したことはないですよね。
そのためにも定期的な口の中のケアは必要と思います。