動物の結石について 2

2019/10/29 ブログ ブログ ブログ
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前回書いた「動物の結石」のうち、

ストルバイト結石について書いていきます。

 ストルバイト結石は犬と猫で多い尿路結石で、

膀胱~尿道にできます。

犬においては結石の50%がストルバイトだった記憶があります。

 原因はマグネシウム等のミネラルが尿に多く排泄されることで、

尿のpH(酸性度)がアルカリ性になるとさらにできやすくなります。

細菌感染が起きていると、この尿pHが変化しやすいです。

 症状としては結石の位置にもよりますが、

膀胱炎の症状(頻尿、血尿など)が一般的に起こります。

また尿道に結石が引っかかってくると、

尿が出にくい排尿困難を起こすこともあります。

ちなみにこの結石、犬では石の形になりますが、

猫では砂状で石になることは稀です。

 治療としては、手術による結石の除去、

または食事療法等による結石の溶解です。

小さな結石であれば、溶けてくることもありますが、

時間がかかることもあるため、

そのあたりは飼い主さんと相談が必要です。

 尿路結石は治療して結石がなくなっても、

また再発することがあるため、

食事療法等で尿pHを適切にすることで

維持をすることをすすめています。